こんにちは。ドローン事業部マネージャーのOTANIです。
去る9月18日、スペースワンの本社がある福島県・郡山市のホテルで創業30周年を記念した式典を開催させていただきました。当日は、遠くは関西や四国からもご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。30年に至るまでの道のりと、31年目からの新たなスタートを皆様の前で発表し、非常に気持ちが引き締まる思いでした。ご参加いただいた皆様、お祝いのお言葉を頂戴した皆様、また普段からお世話になっている皆様にあらためて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、そんな節目となった30周年式典ですが、実はこの式典に向けて裏で進めていた企画がありました。それが『チャレンジ30(サーティー)』という、社員それぞれが「30」にちなんだチャレンジを宣言し、それを実行するというものでした。

企画自体は4月ごろからスタートし、当初は式典でそれぞれのチャレンジの成果を発表することを企画していました。
が、しかし諸々の事情があり泣く泣く発表を断念…。ただ、せっかく行ったチャレンジがお蔵入りするのももったいない(癪?)なので、このブログで発表(成仏?)させていただきたいと思います。

旧東海道で上野~横浜へ。徒歩で30か所の神社を巡る
私がチャレンジ30のテーマに掲げたのは、『徒歩でゆく旧東海道30社巡礼』。会社がある東京・上野を出発し、自宅のある横浜まで、2日間徒歩で旧東海道を辿りながら30社の神社を巡る、というものでした。ほかの人は30日間ランニングとか30冊洋書を読むとか、なかなかハードなテーマを掲げる人も多かったのですが、飽きっぽい私が継続して何かに取り組める自信もなかったので、短期決戦、且つちょっとやってみたかったこともあり、この企画にしました。まあ正直、「距離は50kmくらいだし、徒歩だし、余裕っしょ」くらいの軽い気持ちでチャレンジ宣言しました。ただ実際やってみると滅茶苦茶大変で…。
というわけで、ここから2日間の巡礼の模様を書きたいと思いますが、1点注意事項を。正直ただ無駄に長く、生産性のない話が続きますので、お時間を持て余している方のみご覧ください。そうでない方は、是非ここでお帰りください。とくに得るものはございませんし、タイム・イズ・マネーともいいますので…。
よろしいでしょうか? 読み進めるということは「同意する」にチェックいただいたということで。ということで、説明責任は果たしましたので、ここから書かせていただきます。
GWにさっさと終わらせたい。そんな気持ちが裏目に…
さて、このチャレンジを実施したのは、実は少し前となる5月1日、2日。会社が決めたチャレンジ終了の期限8月中旬までにまだ余裕のあるこの日程を選んだのは、私なりの深謀遠慮がありました。「2日間で上野から横浜まで旧東海道を神社を巡りながら歩く」、これは150年ほど前までは当たり前に行われていた行為ですし、まして当時に比べて格段に道路も整備されています。また当時のように休息できる宿場町はありませんが、現在では100mおきにコンビニという最強の休息ポイントがあります。そして手元にはスマートフォンとGoogleMapという現代が誇る最強のテクノロジー。まさに余裕。しかし、それでも私は油断しません。当時に比べて、温暖化という異常気象があることを忘れてはいけません。もし、このチャレンジを先延ばしにし、「たった2日間だし、6月、いや直前の7月や8月でもいいか」などと考えようものなら、サウナのような熱波の中を歩くことになりかねません。そんなあらゆる状況やリスクを計算した結果、はじき出された結論が「(初日は有給取って)GWが始まると同時にとっとと終わらせてしまう」というものでした。そこには、GW直前の金曜日の5/1に始めれば、1泊するホテル代が安く済むという経済的合理性も加味された完璧なプランでした(実際、この日から1日でもズレるとホテル代が3倍に跳ね上がる…)。
という訳で、決行を2026年5月1日(金)、2日(土)に決めてホテルを予約し、巡礼コース決めてスマホのMAPに登録、持ち物や着替え、履きなれた靴も用意し準備万端、当日を迎えた訳ですが…。
土砂降りの雨の中、波乱の1日目スタート
そして、いよいよ迎えたチャレンジ当日。上野から自宅のある横浜まで旧東海道を逆に辿るルートのため、早朝に自宅を出発。朝7時過ぎに最初の目的地の神社がある上野駅に到着し、土砂降りの雨の中、「下谷(したや)神社」から参拝をスタートしました。到着すると早々に拝殿で参拝を済ませ、境内を1周して次の神社に向かいます。滞在時間は早くて5分、長くても20分ほどで、以降、それを繰り返します。
「下谷神社」の後は、上野公園の「五條天神」~「湯島天神」~「神田明神」~「柳森神社(秋葉原)」~「福徳神社」などを巡ります。
この日(5/1)は平日だったため、出勤する多くの人波に逆行する形で参拝をこなします。雨はひどく、歩き回るには酷い環境ですが、人々が仕事に向かうなか逆方向に歩いていると、ズル休みをしているようで、気持ちは楽しく晴れやかです。
その後、日本橋のオフィス街に入り、宝くじで有名な「椙森(すぎのもり)神社」~「笠間稲荷神社」~「末廣神社」~「松島神社」~「水天宮」と立て続けに参拝を続けました。
さらに「鐵砲洲(てっぽうず)稲荷神社」を経て、次の神社に向かうと、遠目から見ても分かるほど行列ができている場所があります。「人気のドーナツ店か何かかな」と思って近づくと、それが目的の「小網(こあみ)神社」でした。
東京の真ん中で、平日の雨のなか昼間から行列していることに驚き、列を整理している警備員の方に「なぜ並んでいるんですか?」と聞くと、「ここ(小網神社)は、メディアで何度も取り上げられている、超有名なパワースポットですよ」と丁寧に教えてくれました。
実際、よく見るとフジテレビの腕章を付けた撮影クルーも来ており、とくに10~20代とみられる若い人が多く並んでいました。
若干、居心地の悪さも感じつつも、せっかくここまで来たので行列に並び、参拝とともにお守りまで購入して、意気揚々と次に向かいます。


ほうほうの体で宿へ。ようやく1日目が終了
ここまで雨のなか傘を差しながら巡っていましたが、途中から傘が雨を避ける体(テイ)をなしておらず、身体の半分と足元、はてはリュックの中までずぶ濡れ状態。逆に濡れていない箇所を探す方が難しいほどです。しかし、身体は比較的元気だったため、築地の「波除(なみよけ)神社」、新橋の「烏森(からすもり)神社」、「芝大神宮」と順に巡り、この時点で半分を超える16社と順調に参拝をこなしていきます。しかし、ここまでは都内で比較的神社が集中している場所だったため数を稼げましたが、ここから神社間の距離が一気に長くなります。次の「品川神社」までは約6.5kmと約1時間20分、さらにその近郊の「荏原神社」経て、次の「磐井(いわい)神社」まで約5km、1時間以上をかけて移動します。幸運なことに午後2時過ぎからようやく雨も上がり、歩きやすい気候になりましたが、この移動の途中から足が悲鳴を上げ始めます。
身体の疲労の蓄積以上に足裏と足の指のダメージが大きく、履きなれたシューズで臨んだものの一歩踏み出すごとに痛みが走る状態に。
ただこの日は、JR大森駅前にホテルを予約していたため、そこまでいく必要があります。最後の気力ふり絞って「大森神社」まで足を延ばして参拝を済ませると、17時30分、ようやくほうほうの体でホテルに辿りつき、波乱の1日目が終了しました。
というわけで、まったく引っ張る気も、また引っ張るほどのものでもないのですが、とりあえず文章が長くなりましたので、2日目・感動のゴール編は次回までお預けということで!(笑)
ちなみに最後まで読んでいただいても得るものはないと思いますので、くれぐれもご注意を。それでは、また!

(追記)
ようやく辿り着いたホテルの部屋で足を確認すると、小指の爪は紫に変色し、また薬指の爪が隣の中指に食い込み血まみれ状態に。急遽コンビニで爪切りを買い、切ることになりました。教訓「爪の手入れは超大事」

