30周年。それでも、毎年が勝負です。

本日、8月8日は株式会社スペースワンの創立記念日です。スペースワンは1996年8月8日に設立され、今年で30周年を迎えました。

会社が30年間続くというのは、決して当たり前のことではありません。ここまで支えてくださったお客様、取引先の皆様、地域の皆様、そして歴代の社員と現在働いてくれている社員の皆さんに、改めて心から感謝申し上げます。

9月18日(金)には、郡山駅前にあるビューホテルアネックスで30周年記念式典を開催する予定です。これまでお世話になった皆様をお招きし、30年の歩みを振り返るとともに、これからのスペースワンについてもお話ししたいと思っています。会社として大きな節目の式典になりますので、楽しみな反面、今から少し緊張しています(笑)。

制作会社から、福島県産品、そしてドローンへ

私は2009年にスペースワンへ入社しました。会社が設立されてから13年後のことです。そして2016年に代表取締役に就任し、今年で代表になって10年になります。

スペースワンは存在はしていましたが、2009年、私が入社しWebサイトや印刷物などをつくる制作事業から本格的に活動しました。
その後、「ふくしま市場」を中心とした福島県産品の販売事業を展開し、さらに空中ドローン、水中ドローンなどを扱うドローン事業へと領域を広げてきました。

制作、福島県産品、ドローン。こうして並べると、まったく違う事業を行っている会社に見えると思います。実際、「スペースワンは何の会社ですか?」と聞かれることもよくあります(^_^;)。

しかし、私の中では、どの事業も突然思いついて始めたものではありません。お客様からいただいた相談、地域が抱えている課題、新しい技術や人との出会い。その一つひとつに向き合い、自分たちにできることを形にしてきた結果が、現在のスペースワンです。

30年を支えたのは、お客様と「いくつかの運」

30年を振り返ると、スペースワンは本当にお客様に恵まれてきた会社だと思います。長年にわたり仕事を任せてくださるお客様、新しい挑戦を応援してくださる方、困ったときに助けてくださる取引先の皆様。会社の実力だけで、ここまで来られたとは思っていません。

正直に言えば、運もよかったと思います。
良いタイミングで良い人に出会えたこと、新しい事業のタイミングがよかったこと、思い切って挑戦したことがすぐに結果がでたり、予想もしなかった仕事につながったこと。「あのとき、あの人と出会っていなかったら」「あの相談をいただいていなかったら」と思う出来事が、いくつもあります。そうしたいくつかの運が重なり、会社を成長させることができました。

ただ、運は待っているだけでは、なかなか巡ってこないのかもしれません。

まず動いてみる。よく分からなくても現場へ行ってみる。失敗したら修正して、もう一度やってみる。

そうやって動き続けてきたからこそ、訪れた運に気づき、つかむことができたのではないかと思っています。

それでも毎年が勝負!

ありがたいことに、スペースワンはこれまで一度も赤字決算を出していません。30周年を迎えるにあたり、これは少し誇りに思ってよいことだと思います。しかし、決して余裕のある30年間だったわけではありません。私自身は、毎年が勝負だという感覚で経営しています。

今年うまくいったから、来年も大丈夫という保証はありません。市場も技術も、お客様が求めるものも変わります。特に今は、その変化のスピードが以前とは比較にならないほど速くなっています。

1年前の自分に現在のスペースワンの仕事を説明しても、おそらくすべてを予想することはできなかったでしょう。ということは、1年後に何をしているのかも、正直分かりません。

でも、それが楽しいのです。

私が好きなウォルト・ディズニーの言葉に、「現状維持では、後退するばかりである。」というものがあります。まさにその通りだと思います。今の状態を守ろうとするだけでは、変化し続ける世の中では、実際には少しずつ後ろへ下がってしまいます。
だからこそ、スペースワンはこれからも変化を恐れず、新しいことに挑戦していきます。

次の成長エンジンは、AI

最近、多くの著名な経営者が「これからはAIを事業の主軸に置く」と宣言しています。私も、スペースワンの次の成長の軸にAIを置きたいと考えています。

AIを単なる業務効率化の道具として使うだけではありません。経営、制作、福島県産品の販売、ドローン、そしてこれから生まれる新規事業まで、すべての事業にAIを組み込み、会社そのものを進化させていきたいと思っています。

人が持つ経験や知識、商品や技術が持つ価値、会社に蓄積されてきた情報を、AIによって最大限に生かす。AIを中核に据え、ヒト・モノ・情報の価値を最大化する会社を目指します。

もちろん、30年続いたからといって、31年目以降も自動的に続くわけではありません。過去の実績に安心せず、またゼロから挑戦するくらいの気持ちで進んでいきます。

10年後のスペースワンは、誰にも分からない

10年後のスペースワンが、何をしている会社になっているのか。おそらく、誰にも予想はつきません。
現在はまだ存在していない事業を展開しているかもしれませんし、日本だけでなく世界のさまざまな場所で仕事をしているかもしれません。

社名が「スペースワン」ですから、本当に宇宙に関わる事業をしている可能性もあります(笑)。

私自身にも、10年後の姿は分かりません。だからこそ、とても楽しみです。1年後も予想できない会社の10年後が、簡単に予想できるはずがありません。

これまでの30年間、本当にありがとうございました。

そして、31年目から始まるスペースワンの新しい挑戦にも、ぜひ期待していてください。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。