こんにちは、ドローン事業部の市川です。2026年6月17日(水)〜20日(土)の4日間、幕張メッセで開催された「第8回 国際 建設・測量展(CSPI 2026)」に前日設営から全日程参加してきました。今回は出展を通じて感じた業界の動きや、現場での気づきをお伝えします。
CSPI 2026とはどんな展示会か
CSPIは、建設・測量業界の最先端技術が一堂に集まる国内最大級の展示会です。幕張メッセを会場に、デジタル庁・経済産業省・国土交通省・環境省の後援のもと、建設DXやi-Constructionなど、業界の次世代を担う製品・技術・サービスが集結します。建設・測量に関わる企業が一堂に会する場であり、最新情報の収集や商談の場として、業界内で注目度の高い展示会です。
出展したのは、水中ドローンとパイプクローラー
スペースワンのブースでは、水中ドローンとパイプクローラーの2製品を出展しました。
どちらも、人が直接入ることが難しい場所の点検・調査を担う製品です。日本では高度経済成長期に下水道や配管インフラが集中的に整備されたため、現在それらが一斉に老朽化・更新期を迎えており、点検需要が急速に拡大しています。
こうした点検需要の拡大を背景に、パイプクローラーも合わせて今回の展示会に持ち込みました。

ブースでは水中ドローンの操縦体験コーナーも設け、中型の水槽を会場に準備し、実際に操縦を体験いただける環境を用意しました。
画面越しに水中の映像を確認しながら操縦する体験は、製品の特性を直接感じていただける機会となりました。

来場者の反応から見えた、点検需要の高まり
来場者と話す中で特に印象的だったのは、点検需要の高まりです。下水点検や洗堀調査に関する問い合わせや関心が多く、こうした点検業務を手がける事業者が、情報収集の手段として水中ドローンに目を向けているという話も聞かれました。
現時点での導入はこれからという段階であっても、確実に候補として意識されてきている。今後さらに需要が高まっていくだろうと感じた場面でした。
また、昨年の国際ドローン展と比べて、水中ドローンの認知度が上がっているとも感じました。以前は「これは何ですか?」という反応や、「水中ドローンって無線で動かないの?」といった基本的な仕組みへの質問も少なくありませんでしたが、今回はそうした声がほとんどなく、製品自体の存在と特性が業界内に浸透してきている手応えがありました。

出展者インタビューを受けました!!

今回の出展では、インタビューを受ける機会もありました。スペースワンがどんな会社なのか、今回の出展物について、そして今後注目の製品・サービスについて質問いただきました。
インタビューでは、前回のブログでもお伝えした、まず全体像を伝えてから細部へ、そして話の流れが途切れないよう意識しながら受け答えするよう心がけました。
インタビューの内容はYouTubeに公開予定とのことで、スペースワンの取り組みをより多くの方に知っていただける機会になればと思っています。
最終日は一般公開!SeaPerchの展示・体験も
最終日の20日(土)は一般公開日ということで、ビジネス関係者だけでなく一般の方も来場されました。そこで、水中ドローンの操縦体験からSeaPerchの展示・操縦体験に切り替えて対応しました。
SeaPerchとは、学生が水中ドローンを自ら設計・製作し、試験・改良を重ねながら競技や発表に挑戦する国際STEM教育プログラムです。米国の非営利団体RoboNationが展開しており、科学・技術・工学・数学の学びに加え、チームワークや課題解決力、発表力を育む教育プログラムとして世界各地で実施されています。日本では2026年6月に日本水中ドローン協会が国内展開の本格化を発表したばかりで、まだ認知度はこれからという段階です。
一般の方にも水中ドローンの世界に触れていただける機会として、SeaPerchの体験コーナーは好評でした。

現場で感じた反省と気づき
一方で、操縦体験コーナーの運営について反省もあります。来場者を呼び込む際に、点検をより想像しやすい動きを意識すればよかったと感じました。水中ドローンがどんな場面で、どのように使われるのかをイメージしてもらうためには、操縦の見せ方そのものが重要です。来場者の関心や業務の傾向を踏まえた上で、より伝わる動き・見せ方を事前に準備しておくべきだったと振り返っています。
こうした気づきは、次回の展示会や、日々の営業・提案活動にも活かしていきたいと思っています。
まとめ
今回のCSPI 2026への出展を通じて、インフラ点検分野における水中ドローンやパイプクローラーへの関心の高まりを実感しました。下水点検や洗掘調査を中心に、現場のニーズは確実に広がっています。
同時に、製品の良さを伝えるためには、来場者の視点に立った「見せ方」の工夫が欠かせないということも改めて感じました。水中ドローンの認知度が上がっている今だからこそ、次のステップとして「どんな現場で使えるか」をより具体的に伝えていくことが大切だと思っています。幸い、8月には下水道展への出展も予定しており、見せ方の工夫を早速試す機会がありそうです。
今回の反省を活かしながら、より多くの方に製品の可能性を伝えられるよう取り組んでいきたいと思います。


