最近、強く感じていることがあります。
それは、「まずやってみる」というシンプルな行動が、これまで以上に重要な時代になっているということです。
特に今のAI時代。
ChatGPTをはじめとした生成AIやLLMの進化によって、誰でも簡単に高度なツールを使えるようになりました。
しかし、その一方で「使いこなせる人」と「触ってもいない人」の差が、急速に広がっています。
ここで重要なのは、知識ではなく行動です。
AIに関して「勉強しなきゃ」と思っている人は多いですが、正直なところ、体系的な研修や講義を待つ必要はありません。
今の時代、YouTubeを見ればいくらでも解説がありますし、X(旧Twitter)を見れば最前線の情報がリアルタイムで流れてきます。
私自身はGoogle Discoverもよく活用しています。
Google Pixelユーザーなので、自分の興味関心に合ったニュースが毎日、自然と飛び込んできます。
こうした日常の中でも、自然とAIやテクノロジー、自分が興味関心のある情報は十分にキャッチアップできます。
つまり、「学ぶ環境」はすでに揃っている。
足りないのは、「やってみる」という一歩だけです。
これまでの時代は、会社が用意する集合型の研修を受けることでスキルを身につけるという流れが一般的でした。
(コロナのおかげでオンラインという選択肢も増えましたが・・・。)
しかし、AIのように進化のスピードが速い領域においては、このような研修スタイルは徐々に意味を持たなくなっていくのではないかと感じています。
なぜなら、準備された教材を待っている間に、技術そのものがアップデートされてしまうからです。
これからは「教えてもらう」ではなく、「自分で触って試す」ことが前提の時代です。
この流れは、実は過去にもありました。
インターネットが普及し、スマートフォンが当たり前になったIT時代です。
インターネットが普及し始めた当時、「自分には関係ない」「なくても困らない」と言っていた人も多くいました。
しかし、今はどうでしょうか。
インターネットは生活にもビジネスにも欠かせない、インフラのような存在になっています。

あの時も、技術を使いこなせる人とそうでない人で、大きな差が生まれ、ビジネスで成功した人も多く生まれました。
業務効率は大きく向上し、産業構造も変わり、ビジネスのやり方そのものが変わりました。
そして今、同じことがAIで起きています。
「AIはまだ必要ない」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、おそらく5年後には、AIもインターネットと同じように「使って当たり前」の存在になっているはずです。
さらに言えば、インターネットの普及によってGoogle、Apple、Facebook、Amazonといった巨大企業が生まれたように、
AIの領域でも同じように、新たなビッグプレイヤーが生まれていくはずです。
つまり、今はまだ“過渡期”。
だからこそ、このタイミングで触れているかどうかが、その後の大きな差につながっていきます。
AIを使いこなすことで、仕事のスピードは何倍にもなり、できることの幅も一気に広がります。
一方で、使わない人はこれまでと同じやり方のまま。
その差は、時間とともに確実に広がっていきます。
つまり、AIスキルの格差はこれからさらに拡大していくということです。
では、その差を分けるものは何か。
私は「行動力」と「好奇心」だと思っています。
新しいツールを見たときに、とりあえず触ってみる人。
うまくいかなくても試行錯誤を繰り返す人。
「これってどう使えるんだろう?」と興味を持ち続ける人。
そういう人が、結果的にAIを使いこなせるようになります。

もう一つ重要なのが、「テイカーではなくギバーであること」です。
情報をもらうだけではなく、自分が得た知見を発信したり、周囲に共有したりすることで、自然と視座が上がっていきます。
発信することで、自分の理解も深まり、さらに良い情報や人とのつながりが生まれる。
この循環に入ることができるかどうかが、大きな差になります。
AI時代においては、「知っているかどうか」よりも「使っているかどうか」、そして「共有しているかどうか」が重要だと思います。
ちなみに、最近自分の中で考えているテーマがあります。
それは、「寝ている時間に、どうやってAIに働いてもらうか?」です(笑)
例えば、情報収集やデータ整理、簡単なアウトプットの下書きなど、人が寝ている間でもAIに任せられることは確実に増えてきています。
このあたりは、近いうちに何かしら形にして、実際に運用できるレベルまで持っていきたいと思っています。
まとめ
完璧に理解してから始める必要はありません。
むしろ、理解していなくてもいいから触ってみる。
その積み重ねが、気づいたときには大きな差になっています。
最後に。
完璧を求めない。
失敗を恐れない。
まずはやってみる。
このシンプルな姿勢こそが、AI時代を生き抜くための最も重要なスキルだと思います。


