動き出した毎日に、いま考えていること ― この一年を、うまく進めるために ―

年明けから慌ただしい日々が続き、気がつけば毎日があっという間に過ぎていきます。仕事に追われていると、目の前のタスクをこなすことに精一杯になり、立ち止まって振り返る余裕を失いがちです。
そんな中で、最近ふとした瞬間に少し心が軽くなるような出来事がいくつかありました。
今回は、そんな日常の中の小さな出来事について、少し書いてみたいと思います。

それは、数字に表れるような大きな成果や、誰の目にも分かる成功ではありません。仕事の合間にかけてもらった何気ない一言だったり、「助かりました!」「ありがとう!」と自然に言ってもらえた瞬間、あるいは、思っていたよりもスムーズに物事が進んだとき。
本当にささやかな出来事です。
忙しいと、どうしても次の予定、次の課題へと意識が向き、「今、できていること」や「うまくいったこと」に目を向ける余裕がなくなってしまいます。けれど、少し立ち止まって振り返ってみると、日々の仕事の中には確実に前に進めている瞬間が、いくつも積み重なっているのだと感じています。

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「サシの少ない赤身肉が食べたかったんだ」

先日、お届けした商品についてお客様よりご意見をいただく機会がありました。品質には自信を持ってお届けしていたものの、お客様が求めていたイメージのモノではなかったということ。お話を伺うと、こちらがお届けした商品の価値とは少し認識の違いがあったことに気づかされました。

例えば、それが最高ランクのものであったとしても、必ずしもすべてのお客様の「満足」につながるとは限らないのです。生産者の想いや商品の背景を理解していただくことと、お客様が直感的に求めているものとの間には、ときに丁寧な説明やすり合わせが必要になることに気づかされました。
生産者の想いを大切にしながら、お客様の声にもきちんと耳を傾ける。その両方の間に立つ立場として、言葉の選び方や伝え方の重要性を、改めて実感する出来事でした。

イベントなどの現場では、表に出る仕事だけでなく、確認や調整、万が一を防ぐための判断など、裏方での欠かせない作業が数多くあります。そうした積み重ねがあるからこそ、大きなトラブルなく一日を終えることができるのだと思います。

誰かの一言に救われたり、「今日も無事に回った~」と感じられたりすること。それだけで、また次の日も頑張ろうと思えるものです。
忙しい日々の中だからこそ、こうした小さなうれしさを見逃さず、大切にしていきたいと感じています。こうした経験を重ねる中で、2026年度に向けては、忙しさに流されるのではなく、判断や優先順位をより明確にしながら仕事を進めていきたいと考えるようになりました。

一つひとつの仕事に向き合い、何を大切にするのかを自分の中で整理しながら、次につながる動きを意識していきたいと思っています。
日々の仕事の中で感じる「ちょっと、うれしかったこと」は、振り返ってみると、決して特別な出来事ではありません。けれど、そうした小さな積み重ねが、仕事を続けていく上での原動力になっているのだと感じます。

価値の受け取り方は人それぞれであり、だからこそ伝え方や向き合い方が重要になる。今回の経験を通して、改めてそのことを実感しました。

〈まとめ〉
新年を迎えたと思ったら、すでに複数のイベントや企画が同時に動き出し、1月から3月にかけては、各地でさまざまな取り組みが続く予定です。
水産品の催事、百貨店での販売、レストランフェア、観光イベントなど、内容も場所も異なる案件が重なり、年明けから自然と気持ちが引き締まるスタートとなりました。
すぐに春の始まりが見えてきます。慌ただしさに流されるのではなく、立ち止まって考える時間を意識的につくりながら、次の一歩につながる準備を進めていきたいと思います。
こうした状況の中で仕事を進めていると、一つひとつを丁寧に積み重ねることや、その都度、何を優先すべきかを判断することの大切さを、改めて実感する場面が増えています。

新しい年は、すでに動き出している毎日とともに始まっている。そんな感覚を持ちながら、日々の業務に向き合っています。
午年だけに、焦らず一歩一歩でも“うまく”歩みを進めながら、これからの仕事に向き合っていきたいと思います。