
こんにちは。販売企画部の野﨑です。今回は、私たちの日常業務の中の一つをフォーカスしてみました。
はじめに
プロジェクトや日々の業務の中で、
「これ、誰がやるんだっけ?」
「確認したはずなのに、また二重対応に…」」「どこまでやればいいの?」 そんな場面、ありませんか?
スペースワンでも、忙しいシーズンになるほどタスクが交錯し、
“人”の動きが見えにくくなることがあります。
そんなときに役立つのが、RACI(レイシー)モデル。
チームの役割を4つに整理して、“見える化”にするフレームワークです。
RACIとは?
RACIは次の4つの役割で構成されます。

例えばイベント準備なら、
R(実行):現場スタッフ(会場づくり・装飾、商品陳列・お客様対応など)
A(責任):イベント責任者(全体を見る)
C(相談):ツール制作デザインチーム+出展者(資料を囲んで意見交換)
I(共有):関わる社内スタッフ、クライアント様
といった具合に役割を整理しておくと、誰が“どのタイミングで関わるか”が明確になります。

スペースワンでの実践
企画チームと現場チームでタスクを重ねるとき、「自分の仕事は終わったけど、次は誰が何をする?」という場面が多々あります。
RACIを使うようにすると、
・相談の“前倒し”ができる
・確認漏れやダブり対応が減る
・担当交代時はスムーズに引き継げる、 という効果が出てきます。
ただし、ルールを目的化しないことが大切。
大事なのは「誰が上か下か」ではなく、「お互いを楽にするための整理表」だと意識することです。
家庭でも、いろんな場面でRACI!?
実はこの考え方、家庭でも成り立つんです!
たとえば「夕食の支度」――

R(実行):ママ(メニュー決定&調理)
A(責任):パパ(全体統括&味の最終ジャッジ)
C(相談):子供A(買い物係)
I(共有):子供B(味見&“おいしい”速報担当)
ポイント!
夕食づくりも立派な“家庭プロジェクト”。
誰がどこまでやるかを明確にしておけば、「買い忘れた!」「味が濃い!」などのトラブルも激減します。
RACIの考え方を家族に当てはめてみると、 それぞれの“役割”が自然と見えてきます。
パパは全体を見渡すリーダー、ママは実行の中心、子供たちはサポート役――まさにチームワークの原点です。
まとめ
RACI(レイシー)横文字にすると難しく見えてしまうけど、要は「チームでの役割を明確にする」こと。
でも、その“当たり前”が、意外と見えにくい。
「役割の見える化」ができると、社内の風通しも良くなりますし、「私ばっかり・・・」「なんでやらないの?やろうとしないの?」と言ったモヤモヤも解消されるのではないかと思います。そして業務に対して「やらされている感」がなくなり、「自ら動く!」ことができると感じています。
だからこそ、整理してみると仕事がスムーズになる。
誰が実行して、誰が責任を持ち、誰に相談して、誰に共有するのか。
それが見えると、みんなの笑顔がちょっとだけ長持ちする――そんな仕組みなんです😊
RACIで整理してみると、日常の中に“ありがとう”が増えていきます。