カナダからすごいドローン持ってきてました!DeepTrekker & PIPETREKKER

こんにちは。スペースワン ドローン事業部のOoteyamaです。
今回は、私が担当している新しい仲間──カナダ製の水中ドローン DeepTrekker と、管路点検用クローラーロボット PIPETREKKER をご紹介します。堅牢で信頼性が高く、世界中で活躍しているロボット等を、スペースワンが国内一次代理店としていよいよ日本で大々的に販売を開始しました!

本日は、スペースワンが国内一次代理店となったDeepTrekkerの水中ドローン、そして管路点検クローラーロボットPIPETREKKERについて紹介します。

DeepTrekkerカナダ本社にて

1.DeepTrekker:堅牢で信頼できる水中ドローン

DeepTrekkerは「堅牢で低メンテナンス」という設計思想が大きな特長です。
浸水センサーによる安全機能や、豊富なアドオンによる拡張性も備えています。
水中ドローンの製品ラインナップは正式には4機種
スペースワンでは
・ハイエンドモデル REVOLUTION
・ミドルクラス PIVOT
・小型高性能モデル PHOTON
を取り扱いします。

REVOLUTIONとPIVOTはプログラム航行などの高機能も搭載されており、独自OS「BRIDGE」によりきめ細やかな機能設定や連携、ファイル管理なども行え、豊富なセンサー・製品を拡張することができ、ユーザーの要望に柔軟に応えられるのが強みです。

北米や欧州ではすでに軍や原子力発電所などでも導入されており、その信頼性は折り紙付き。日本の現場でも「壊れにくく、安心して使える水中ドローン」として力を発揮しますし、お客様からの要望として、「原子力発電所での実績のある機体」や「情報セキュアにも対応できる国の製品」「アレコレ足して独自のセッティングにしたい」「2kmの距離で点検したい」などの声に対応することができる製品でもあります。
現に、官公庁やエネルギー関連からの相談もきています。

3ラインナップありますが、水深・流れ・濁り・広さ・運用方法をお伺いし的した機体をご提案します。
公式HP:https://deeptrekker.jp/

2.PIPETREKKER:管路点検を変えるクローラーロボット

小口径対応の A150、そして高性能カメラやキャタピラを搭載できる A200 と、現場に合わせて選べるラインナップがあります。

従来の「カメラ車方式」に比べ、マンホールでの組み立てが不要で、少人数でコンパクトに運用できるのが大きな魅力で、ご相談をいただいている内容として「コンパクトな運用」に加えて水中ドローンメーカーが開発するロボットで耐水圧50mまで対応ができるのは大きな特徴でもあります。

北米周辺ではすでに150台以上が導入され、水道局の定期点検などで省人化・省力化を実現しています。

またPIPETREKKER自体の基本性能としては水中ドローンと同じく「見る」「撮影する」ですが、外部連携ソフトとの連動でレポート出力や撮影記録管理、リングレーザーとの併用で管内の歪みを立体化したり、GIS連携で地図上での点検管路の管理などへの応用も可能なので、ただ撮影するだけでは終わらないのが考えられている商品ですね。
公式HP:https://pipetrekker.jp/

3.日本の課題に応えるカナダ製ロボット

日本のインフラは築50年以上の施設も多く、点検機材や人員の不足が大きな課題です。海外では「まずは導入してできるところから始める」という文化がありますが、日本では「全部できなければ導入できな・・・ゴニョゴニョ」という声が根強いのも現実だと思います。

DeepTrekkerとPIPETREKKERは、こうしたハードルを超える存在です。官公庁や自治体を含む幅広いユーザーに「導入の価値がある」と自信を持ってご紹介できるロボットです。

また、よく聞かれる質問ですが「水流」「勾配」「距離」ついて聞かれます。

参考までに、メーカーからのコメント(正式テスト結果ではない)では
前後勾配は45°、水流は7m/秒の環境下での運用実績があるそうです。
重量も20kg~30kgあり、重量のあるホールや金属製のカーバイド(超硬)ホイールやキャタピラに付け替えることでさらに自重を持たせることができます。
自重により滑りや、勾配、水流の影響を考慮して点検することもできるので、難のある管内点検にも挑むことができるます。

距離については基本パッケージは200mか310mが同梱されています。
水中ドローンほど長い1kmは残念ながら開発はありませんが310m以上の長さについては受注で設計・製造相談可能です。

4.展示会での反響

2025年6月の JapanDrone/CSPI-EXPO より、両製品を大々的にPR開始しました。

展示会での展示
お笑い芸人チョコレートプラネット長田さんもPHOTONを操縦!

来場者からは、
「こんな小さなロボットで管路が点検できるのか!」
「従来のカメラ車よりリーズナブルで、防水なのがすごい」
といった驚きの声を多く、特に管路点検クローラー「PIPETREKKER」への反響とご相談が占めていたように思いました。

こちらをご覧になっている方はかなりのスペースワンフリークだと思いますのでご存知だと思いますが、展示会やイベントは多く参加している企業だと思います。
水中ドローンは特にその中でも展示会でPRをしておりますが、今回カナダDeepTrekkerを製品ラインナップに加え、点検箇所の幅の拡張を訴求したところ新たな層のお客様に多く出会うことができました。

5.安心のサポート体制

スペースワンでは、カナダ本社で修理・メンテナンスの技術研修を受け、国内でのサポート体制を整えています。

同社の製品パッケージによっては 1〜2年の保証 がついており、初期不良や不具合時の修理・交換もカバー。導入時には必ず講習を実施し、納品して終わりではなく、現場で安心して使える体制を用意しています。

余談ですが、DeepTrekkerのテクニカルチームに「故障は何が多いの?」と聞くと

DTスタッフ「あまりないよ・・・んーー。車で引きづられてテザーケーブルが切られたことがあったね。信じられないよね?」
スペースワン「・・・え?」

という一幕がありました。

製品に寄ってはサービスキットという最低限修理なキットが同梱されるなどしていますがよっぽどのことがあり修理をするや、期間が開くための定期メンテナンス程度のようです。

まとめ:導入を検討するなら今!
DeepTrekker・PIPETREKKERは、堅牢で低メンテナンス、そして多機能・高性能・拡張性を備えた「信頼できるカナダ製ロボット」です。
多くのご相談を叶えるには最適な提案がしやすい水中ドローンですし、我々も最大限の提案ができるよう日々尽力をしております!
実機を見てから検討したい方のために、デモンストレーションもお気軽にご相談ください!

こうしてPRなどができるのには始まりがあるわけです。。。
始まりのストーリー(カナダ研修編)は次回書きましょう。
「こうしてスペースワンはDeepTrekkerの国内一次店となった」的な(予定)
きっとこうしたエピソードも、購買意欲をそそってくれるはず・・?