口下手だけど、『言語化』を攻略したい

こんにちは。販売企画部の小塚です。

今回は「言語化」について書いてみようと思います。

私は昔から、人と活発に話す方ではなく、「言語化」というものが得意ではありません。

何か面白いことが起きて人に伝えたい!と思っても、いざ説明しようとすると言葉がぱらぱらと散らかって上手くオチをつけられなかったり……。

特に仕事ではそれが顕著で、上司に報告するときや、何かを相談したいとき、口を開いてから「あのーえっと、……(3秒間)」と止まってしまうこともありました。

ですが仕事をしている限り、「言語化」という壁は避けては通れません。
会話は必要なコミュニケーションですが、その一方で相手の時間をもらって成り立つものでもあります。だからこそ、できるだけ端的に!分かりやすく!誤解のないように!言葉にすることが大切です。

頭の中では考えている、?

欧米では「言わないこと」は「考えていないこと」と受け取られる、という話を聞いたことがあります。
考えていて意見があるのなら、当然発言するはずで、何も言わないということは、何も意見がないと見なされるわけです。
確かにもっともだと思うものの、今の自分の能力では「何も考えていない人」のまま話が進んでしまいそうだともどかしく感じることもあります。

今の自分の環境を振り返ってみると、価値観の近い人や、同じ背景(業務や趣味など)を共有している人とのコミュニケーションがほとんどで、ある程度は雰囲気で意図を汲み取ってもらえることが多かったのだと気付きました。

そういう環境はとてもありがたい一方で、「しっかり整えて言葉にしなくても、共通認識のもとで意図が伝わる」ことに、思った以上に慣れてしまっていたようです。

自分の頭の中では整理できているつもりでも、いざ少し前提の違う相手に話そうとした途端、上手く言葉にできない。
その時改めて、「分かっている」と「伝えられる」は別の力なのだと実感しました。

伝えるためにできること

では、言語化が苦手な私が、改善のためにやるべきことは何か。劇的な方法ではありませんが、挑戦していることがあります。

  1. 結論から話すこと
  2. 相手に伝わる正式名称で言い換えること
  3. 口に出す前に簡単に書いてみること

く言われることですが、「結論から話すこと」。正直なところ、今の私は活用できているとは言えません。結論から話し、その原因や理由を提示し、背景、提案に繋げ……分かっているつもりでも、なかなか理路整然と文章にしきれないのです。

そこでひとつピンポイントで心がけていることが、「今から伝えることは報告/質問/相談です」と初めに宣言すること!

何を言いたいのか分からない話に長く付き合うにはなかなか根気が必要です。

そこでまずは、ただ知っていてほしいのか、教えてほしいことがあるのか、その点だけでも伝えることでスムーズな導入を目指しています。

次に、「相手に伝わる正式名称で言い換えること」です。特に仕事における伝達ではよくありますが、例えば「伝票」「カタログ」「入力フォーム」と言われるだけだと、該当するものが複数ある場合、どれを指しているのか分かりません。

自分の中で当たり前になっている略称や呼び方をついつい使ってしまいがちですが、相手によっては分かりにくかったり誤解を招いたりと、意思疎通が難航する原因になってしまいます。

最後は「口に出す前に簡単に書いてみる」。これが可能なタイミングばかりではないですが、私にはなかなか合っている方法でした。

頭の中で順序立てたつもりでも、いざ話し出したら時系列が行ったり来たり……そのせいで説明に余計時間がかかってしまうくらいなら、短くてもいいので書いてみる。簡単なメモでも書いて視覚的に見直すことで、自分の考えの曖昧さが見えてきます。そして、見えた曖昧さは修正できます。

言語化が苦手だからこそ、いきなりまとめて話そうとせず、いったん文字に助けてもらう。これを繰り返していけば、ゆくゆくは要点をまとめた流暢な話し方が身につくのではと希望を持っています。

さて、今回のブログははたしてきちんと言語化できていたでしょうか?……と書きつつ、実はAIにも少し助けてもらいました。

言語化が苦手だと、言葉に詰まって上手く説明できず、後になって「ああ言えばよかった」と反省する日がたくさんあります。
これは仕事だけでなく、日常のコミュニケーションでも同じで、言葉が足りないことで相手に余計な負担をかけてしまったり、自分の苦手意識から必要以上に態度が緊張してしまったりと、あまり良いことはありません。

それでも以前より少しずつ、「どうすれば伝わるか」を意識できるようになってきた気がします。
言語は才能ではなく、きっとトレーニングです。練習を重ねれば、今からでも少しずつ育てていけるはず。苦手だということは、見方を変えればまだ伸びしろがあるということでもあります。焦らず、でも前向きに、これからも日々の中で実践を続けていきたいと思います。