みなさん、こんにちは。ドローン事業部のHARAです。
先月2月3日~6日に開催された『Singapore Airshow 2026』にARIVIAを出展いたしました。
会場はシンガポールチャンギ空港のすぐ近くの Changi Exhibition Centre。
今回は福島県次世代産業課との共同出展という形で参加し、ARIVIAにとってはアジア市場での初披露の機会となりました。
Singapore Airshowとは

Singapore Airshowは、約1,100社以上が出展するアジア最大級の航空・防衛・宇宙分野に特化した国際展示会です。
世界各国の航空機メーカーや民間航空、防衛、宇宙、都市インフラなど、幅広い分野が一堂に会します。最新技術の発表だけでなく、国家戦略や国際的な産業動向も垣間見える場となっています。
なぜエアショーにARIVIAを?
これまで米国・欧州・中東の展示会で得た知見を活かし、水上ドローン「ARIVIA」の本格的な製品化を進めています。
ARIVIAは、光・音・水・動きを組み合わせた水上エンターテインメントだけでなく、港湾、リゾート施設などでの監視・環境データ取得・インフラ点検といった実用用途にも対応可能な次世代水上ドローンです。
航空・防衛・都市開発・リゾート分野の関係者が集うSingapore Airshowは、ARIVIAが拓く「水上での新しい活用の可能性」を紹介する絶好の舞台。
CES 2026受賞を機に、アジア市場展開の第一歩として、協業や海外展開の機会創出を目指します。
「空」から「水上」へ。ARIVIAは次世代ドローンの新たな可能性を切り拓きます。

来場者の反応
来場者からは、これまでの展示会とはまた視点の異なる幅広い分野から関心が寄せられ、それぞれの立場から実装を見据えたご意見をいただきました。



スマートシティ・インフラ分野
港湾監視や環境データ取得用途への関心が高く、特に「設置工事が不要」「配置変更が可能」といった柔軟性が評価されました。
固定インフラに縛られず、必要な場所に展開できる点は、水辺の多い都市にとって大きな魅力です。「インフラの間を埋める存在」としての位置づけとしての意見は、とても印象的でした。
エンターテインメント分野
シンガポールを象徴するマリーナベイ・サンズ級のランドマークや、インド映画業界、富裕層の個人プールなど、ラグジュアリー市場での活用の可能性を評価いただきました。
「水上での新しい演出表現が期待できる」「派手なインド映画の演出と相性がいい」といった声もあり、米国・欧州での展示会と同様、エンタメ分野での注目度の高さを実感しました。
ARIVIAが提供する「水上空間での新しい演出体験」は、地域を問わず世界的に共通の興味を引き出し、アジア市場でも大きな可能性を感じました。
防衛分野
今回、最も踏み込んだ議論が行われたのが防衛分野です。
来場者も防衛や軍事関連の方が多く、静音性、沖合での中継用途、大型化による長時間稼働、センサー統合など、実運用を前提とした具体的な質問が多く寄せられました。
単なる興味ではなく、「どのように組み込めるか」という実装視点での対話が中心だったことは、ARIVIAが“アイデア”ではなく“選択肢の一つ”として検討され始めている手応えでもありました。
まとめ

今回の出展は、ARIVIAにとってアジア市場への確かな第一歩となりました。
エンターテインメント用途だけでなく、インフラや防衛など実装性の高い分野から具体的なフィードバックを得られたことは大きな成果です。
水上という空間は、まだ十分に活用されているとは言えません。しかし、水とともに発展してきた都市が多いアジアにおいて、その可能性は十分に広がっていると感じました。
後編では、会場全体のトレンドと、その中でのARIVIAの活用の可能性をご紹介します。

