スペースワンに入社して一年。
右も左も分からず、社会人となり振り返って感じるのは、「やってみれば案外怖くない」ということです。
できないから怖いのではなく、知らないから怖かったのだと思います。
筋肉痛は成長の証!
挑戦の中で経験した失敗は、筋肉痛のようなもの。
その痛みこそ、自分が前に進んでいる証なのだと、この一年で気づきました。
最初の壁
周りにとっては簡単に見えることでも、自分にとっては大きな壁に感じることがあります。
入社して最初にぶつかったのが、電話対応です。
会社にかかってくる電話に出ても、相手の会社名や名前が聞き取れない。緊張して頭が真っ白になり、要件も把握できないまま取り次いでしまう。
ただ慌てて終わるだけの毎日でした。
家庭で固定電話を使う機会はほとんどなく、学生時代の連絡手段はチャットやメールが中心でした。
「電話に出る」という行為そのものが、私にとって未知の経験だったのです。
それでも苦手意識と向き合いながら出続けました。
回数を重ねるうちに流れや要点が分かるようになり、少しずつ不安は小さくなっていきました。

「報連相」と線引きの大切さ

入社してすぐ、催事の現場で先輩から言われた言葉があります。
「現場を離れるときや、どんな小さなことでも共有して」
「引き受けるべきかどうか、線引きをすることも大切」
当時は十分に理解できていませんでしたが、自分が現場全体を見る立場になったとき、その意味を実感しました。
経験のあるスタッフがこまめに報連相をしてくださったことで、慣れない現場で慌ただしい状況の中でも、自分が何を優先すべきか判断することができました。
良かれと思って他の業務を手伝った結果、自分の本来の業務がうまく行かなかったこともあります。
これらの経験を通して、先輩に教わった言葉の意味をようやく理解できました。
報連相は単なる連絡ではなく、周囲が判断できる状態をつくるための行動。また、すべてを引き受けることが責任ではなく、自分の役割を把握し判断することも責任の一つだと学びました。
仕事は一人で完結するものではなく、互いの役割を尊重し合うことで成り立つものだとこの経験を通して思います。
柔軟に考え、自分を変えていくこと
催事業務では、毎回違う場所、異なる立場の方と関わります。
現場ごとに動き方が変わり、「絶対の正解」はありません。
求められるのは、状況に応じて柔軟な考えをもち動くことでした。
どうすれば全体がスムーズに進むのか。
どうすれば気持ちよく仕事ができる環境をつくれるのか。
結果を振り返り、次はどうすればよいかを考える。
改善案を出し、実行し、また振り返る。催事業務だけでなく、どの仕事でも、その繰り返しが大切であると感じています。
決まった答えがある仕事もありますが、必ずしもすべてがそうではありません。
変化の多い時代だからこそ、軸となる考えは大切にしながらも、自分のあり方や方法を柔軟に更新していく力が求められているのだと感じています。

最後に
この一年は、自分の課題に向き合う年であったと同時に、周囲の方々に支えられていることを実感した一年でした。
挑戦の機会を与えてくださり、温かく見守っていただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
学生時代は「向いていることを伸ばすのが近道」と教わりました。しかし、苦手なことや未経験のことへ挑戦する中でしか得られない気づきがあると、催事業務のみならず様々な業務を通して感じました。
まだまだ、一人前の道への課題は多くありますが、筋肉痛を前向きに受け止めながら、これからも一歩ずつ成長していきたいと思います。

