CES20262出展してちょっと時間があちゃいましたが、私からはCES Unveiledついて紹介したいと思います。
CES2026のレポートはすでに大谷,植木がブログで紹介されているので以下を御覧ください。

CES Unveiled とは、世界最大級のテクノロジー見本市 CES の開幕直前に開催される、公式メディア向けプレイベントです。
本会期に先駆けて、厳選されたスタートアップやグローバル企業が一堂に会し、最新のイノベーションを初公開します。
限られた時間の中で、世界中のキーパーソンに直接プロダクトを届けられる、非常に密度の高いイベントです。

開催概要(CES 2026)

  • 日時:2026年1月4日 16:00〜19:00
  • 会場:Mandalay Bay Convention Center(ラスベガス)
  • 参加者:世界各国のメディア、アナリスト、投資家、業界関係者

CES Unveiledは、単なる展示イベントではありません。
ここでの出会いや評価が、その後のCES本会期、さらには世界市場での展開を大きく左右する――そんな“前哨戦”とも言える重要なイベントです。

CES Unveiledには、大きく分けて2つの出展パターンがあります。
1つは一般企業としての出展。もう1つは、Eureka Parkのスタートアップ枠(Highboy)としての出展です。

■ 一般企業(Tabletop)として出展する場合

出展費用:7,800ドル

付帯内容は以下の通りです。

  • 6フィート(約180cm)のドレープ付き展示テーブル
  • 出展者パス4枚
  • 社名入りサイン(22×28インチ)
  • 有線インターネット回線
  • 500W電源

いわば「王道のTabletop展示」。
横幅のある長机が用意されるため、製品やモニターを複数配置することが可能です。

■ スタートアップ(Highboy)として出展する場合

出展費用:800ドル

付帯内容は以下です。

  • 30インチの丸型ハイボーイテーブル
  • 出展者パス4枚
  • 社名入りサイン(22×28インチ)
  • 有線インターネット回線
  • 500W電源

こちらは「Highboy」と呼ばれる丸型のスタンディングテーブルでの展示形式です。

出展者に与えら得れるリストバンド(1ブース4本)
Unveiled受付の隣でLenovoのspereチケット配布していました。ガラガラ(^_^;)

付帯内容はほぼ同じですが、大きな違いはテーブルの形状とサイズです。

  • 一般企業(Tabletop):横に広い長机(横180センチ)
  • スタートアップ(Highboy):コンパクトな丸テーブル(直径約76.2cmの円形テーブル)

展示スペースの物理的な広さが、プロダクトの見せ方に大きく影響します。
特に映像展示や大型モックアップを用いる場合は、一般出展のほうが自由度は高いと言えるでしょう。
※なお、Innovation Honoreeを受賞した場合は800ドルの割引が適用されます(Tabletopのみ対象)。

スペースワンブース。ブースのビフォーアフターです。

弊社はEurekaparkに出展していたのでスタートアップ(Highboy)扱いでなんと800ドルで出展できました。

赤のテーブルクロスがブースを引き立ててくれました
ブースお手伝い頂いたみなさんと

1月4日のCES Unveiledへスペースワンとしては初出展。
スタッフの現地合流は翌5日からだったため、搬入・設営は私ひとりで行いました。

限られた時間の中での準備ということで13時には一人会場入り。
初出展ということもあり、「どれだけメディアが来るのか」という期待と緊張が入り混じる中での設営でした。

そんな中、サンノゼ在住の佐藤さん、そしてHarumiさんがサポートいただきました。お二人のサポートがなければ、当日の運営は本当に厳しかったと思います(^_^;)

想定外のトラブルもありました。会期前のテストでは、

  • LED演出
  • スラスター
  • ミスト機構
  • カメラ機能

すべて問題なく動作していました。しかし、本番直前からネットワークが不安定に。会期中は接続が安定せず、試作機のデモがまったくできない状況になってしまいました。
(※今後出展を検討する方はネットワーク環境にはお気をつけください。)

ちなみにARIVIAは今回はCES Innovation Awards(イノベーションアワード)を受賞しました。トロフィーはUnveiledの入口で配布しており引き取りにってブースに飾りました。
ちなみにCES Innovation Awards(イノベーションアワード)を受賞しているのとしてないのではかなり反響が違います。

こちらは開場前の入口の様子です。会場の外には、すでに長い列。
世界各国から集まったメディア関係者が、開場を今か今かと待っています。新しいテクノロジーとの出会いを求める熱気。
最前線のイノベーションを誰よりも早く伝えようとするプロフェッショナルたちの真剣な表情。
まさに「未来を待ち焦がれている」空気が漂っていました。

以下はUnveiledのハイライト動画です。雰囲気がわかると思うのでよかったらご覧ください。

開場と同時に、Unveiled会場の空気は一気に変わりました。
ブースからブースへと移動するメディアの姿。カメラを構え、マイクを向け、次々と取材が行われていきます。
会場内は常に人の流れが途切れることなく、あちこちで新しいテクノロジーが紹介され、議論が交わされていました。

Unveiledに出展したスペースワン、ARIVIAのブースの様子

※チャンネル登録者約40万人のLon.TVで紹介もされていました。ご興味ある方は以下からご覧ください。(3分45秒あたりから)
https://youtu.be/EZ0dgT-nHuc?si=WvUf0VUAklxevpHX&t=225

初めてのUnveiled出展を終えて

今回が、初めてのCES Unveiled出展でした。(2015年からCES訪問していますがUnveiledは初めて)
わずか3時間のイベント。
しかし、その密度と緊張感、そして世界中のメディアと直接対話できる環境は、想像以上に価値のあるものでした。
本当に、貴重な経験になりました。
来年ももしHighboy枠(スタートアップ枠)として出展できるのであれば、ぜひ挑戦したいところです。
とはいえ、当社は創業30周年を迎える企業。
純粋なスタートアップとしての位置づけで申請するには、なかなかハードルが高いかもしれません。
よほど戦略的な“テクニック”が必要になりそうです。

一方で、一般出展は3時間で7,800ドル
世界基準で見れば妥当な価格かもしれませんが、正直なところ、決して安くはありません。

もしかすると、今回が最初で最後のUnveiledになるかも…?
そんなことを思いながら、ラスベガスの夜風に吹かれていました。
でも、挑戦できたこと自体が、すでに大きな財産です。

次回はCES Innovation Awards(イノベーションアワード)の応募の裏側をご紹介したいと思います。