こんにちは!ドローン事業部のHARAです。
海やダム、港湾、さらには観光や教育の現場まで、今や水中ドローンの活躍の場はどんどん広がっています。
そんな中、よく聞かれるのがこの質問。
「水中ドローンって、免許が必要なんですか?」
展示会などで水中ドローンに興味を持ってブースに立ち寄っていただく方の第一声で本当によく聞かれます!
結論から言うと、
現状では水中ローンに“免許”は不要です。
空中ドローンの国家資格制度となったこともあり、「水中も必要なのでは?」と思われる方が多いようですが、水中ドローンは誰でも購入してすぐに使用することができます。
ただし!!
水の中という特殊な環境で使用するもの。
水中環境は視界が制限され、潮流や水圧などの自然条件が操作に影響します。また、水中ドローンは基本的にコントローラーと機体がケーブルで繋がっているため、絡まりや断線のリスクも。
だからこそ、安全に、正しく運用するためには知識とスキルが欠かせません。
免許がなくても操作は可能ですが、リスクを理解して正しく使えることが、安心・安全な運用につながります。
「水中ドローン安全潜航操縦士認定講習」とは?
そこで、当社が事務局を務める一般社団法人 日本水中ドローン協会では、『水中ドローン安全潜航操縦士認定講習』を実施しています。
この講習は、水中ドローンを安全に運用するために必要な技能と知識を身につけることを目的とした、基礎スキル習得プログラムです。
講習内容は、日本水中ドローン協会が定めた公式カリキュラムに沿って行われ、
座学と実技の両方を学べるのが特徴です。
修了者には、協会から「水中ドローン安全潜航操縦士」としての認定証が発行され、業務現場では、技術的信頼性を示す証として評価されることもあります。

講習ではどんなことを学ぶの?

座学講習
安全潜航管理
概要
水中ドローンの市場
法令
運用環境
運用
技術・メンテナンス

実技講習
環境確認
準備・事前点検
起動
設定・動作確認
基本操縦・操作
応用・目視外
事後点検
なぜ講習が大切なの?
安全に操縦するための“知識と感覚”が身につく
水中では少しの判断ミスがトラブルにつながることも。
講習を通じて、安全意識とリスク対処法を身につけることで、安心して操縦を楽しめるようになります。
現場での“信頼性”がアップ
官公庁・建設・調査関連などの業務では、「安全潜航操縦士」の肩書きは、プロとしての信頼を後押しします。
“法令遵守”と“マナー”を理解できる
法規制が少ないからこそ、モラルある運用が求められます。
講習では運用環境に関わる法律や運用ルールを学び、トラブルを未然に防ぐ知識を養います。

スペースワンの講習では、経験豊富なインストラクターが少人数制で丁寧に指導するため、初心者でも安心して学ぶことができます。現場を想定したカリキュラムでは、水中環境での操作やケーブル管理、緊急時の対応など、これまでの実際の経験談を交えながら、実務で必要な技術をしっかり習得できます。
こんな方におすすめ
- 水中ドローンを操縦してみたいとお考えの方
- 点検・調査・漁業など業務利用を考えている方
- 教育・研究・自治体関係者
- マリンレジャーや水中撮影が好きな方 etc

まとめ
水中ドローンは免許が不要だからこそ、正しい知識と操作スキルが重要です。視界の限られた水中でトラブルを避け、安全に潜航しながら対象物を正確に探査・点検するためには、機体の操作方法や水中環境の特性、ケーブルの取り扱いなど、基礎知識をしっかり理解しておくことが欠かせません、
安全に潜り、正確に撮影・点検する──これが水中ドローンの楽しさでもあり、プロとして運用するための第一歩だと思います。
「水中ドローン安全潜航操縦士認定講習」に興味のある方は、ぜひお問い合わせを!
https://airocean.jp/lesson/underwater-drone-safety-dive-pilot
あなたの“水中ドローンデビュー”を、私たちが全力でサポートします!

