こんにちは。販売企画部のYです。
以前、催事内企画についてブログを書かせていただきました。詳細はぜひ前回の記事をご覧ください。
今回は、直近のイベントで行った「お米すくい」を例に、楽しい企画のための「ちょうどよい」について少しだけ掘り下げてみたいと思います。
10秒チャレンジ!お米すくい
企画の内容は10秒間でおたまを使ってお米をすくい、容器にいれられた分だけ持ち帰れるという挑戦です。

スタッフの「よーいスタート!」の合図でお米の山へおたまを差し入れ、すばやく的確にお米をすくい入れていきます。
大人も子供も目の前のお米に集中し、一生懸命手を動かします。
容器ひとつずつにお米をいれていく方、目についた容器に入れていく方。入れ方も人それぞれです。
まわりからは自然と「がんばれ!」「けっこう入ってる!」と声があがり、笑顔が生まれます。
「5,4,3,2,1…終了です!」
チャレンジを終えたあと、一様に晴れやかで、達成感に満ちた笑顔。
少なくても350g、多ければ600g。努力の結果をずっしりと手に取っていただけることで、より満足感が得られます。
公平な“挑戦”感
“お米のつかみ取り”はあちこちで見かけますが、手で掴む方式は手の大きい人が圧倒的に有利になります。今回はあえて「全員同じおたま」「全員同じ10秒」という公平なルールにすることで、誰にでもチャンスのあり、10秒間にどれだけ集中できるかがカギになります。
この“ちょうどいい公平感”がやってみたい、自分なら出来るかもという参加意欲につながりました。
制限時間やおたまのサイズ、容器の個数、容器の大きさなど、ちょうどいいラインの判断は、さまざまな催事や企画に携わる弊社だからこそかもしれません。
お米をすくって終わりではない
今回のお米すくいに使用したのは、福島県産の新米コシヒカリです。
弊社は日ごろから福島県産品を取り扱う通信販売事業を展開しているため、県内の生産者さんとの信頼関係があります。
それにより、安心してお客様へ提供できる“おいしいお米”を確保できました。
実際に、「福島県産のお米なら参加したい」と声をかけてくださるお客様も多く、県産米への信頼と関心の高さを感じました。
自分の手でがんばってすくい取ったお米が地元のものだと、食べるときの気持ちも特別になります。
お子様にとっては、“食への興味”が芽生えたり、福島の農産物に親しみを持つきっかけにもなったのではないでしょうか。

まとめ
楽しい企画は一日にしてならず。
今回のお米すくいは、弊社の強みである生産者さんとの信頼関係が、積み重ねたイベント経験と結びついたことで、学びあり、わくわくありの「ちょうどいい」楽しさをお届けできたと感じています。
福島の魅力が伝わる催事を、これからも丁寧につくっていきたいと思います!

